Anime

10 Aug 2024

20240810

サクナヒメの音楽と機会 田植え唄と ED テーマの音楽がよい。 民謡調の歌手の方が歌っているのだが、ゲームとの親和性が素晴らしい。 こういう人を見つけてプロデュースする機会もゲームやアニメにおけるメディアミックス戦略のひとつ。 私の親戚にも十代の頃から民謡をしていていくつもの大会にも出ていたお姉さんがいるが、就職はうまくいかず民謡の先生をしている。 もしかしたら彼女にもこういった機会があったかもしれないと思うと歯がゆい。 民謡の歌手だから民謡の世界を探索することはもちろん重要だが、そこにゲームなど別の分野の掛け算をすることで機会が拓けるのかもしれない。

8 Aug 2024

20240808

beta 0.5 でするグラウンドワークに rubocop を入れる ちょうどよい記事を見つけたので beta 0.5 の作業に入れておく。 継続的にRailsアプリを開発する上で早めにやっておきたいこと 開発の標準プロセスを最初に整備しておくと恩恵が大きい。逆に最初が「ぐだぐだ」だと後から軌道修正するのは難しい。 その意味でも最初の設計やワークフローの整備は経験のあるエンジニアが行うべきだと思う。 次からは 2 回目になります 「まずは 1 回やってみてください。次からは 2 回目になります」は蓋し名言だと思う。ただし、進次郎が言ったわけではない。 物体は摩擦の関係で動き出す時が最もエネルギーを必要とするのと似ている。 「まずは 5 分やってみてください。少なくとも 5 分はやったことになります」だと響かないか。難しいな。 天穂のサクナヒメ アニメを見始めた。なかなかよい。どこがいいのか、説明が難しい不思議な魅力がある。 「やればできる子」のサクナヒメの成長はもちろん、どこか日本の原風景の描写に惹かれるのかもしれない。 異物として外国人のミルテを入れているところは閉鎖的になりがちな日本文化に客観性を導入したのかもしれない。 前から名前だけは聞いていたけど、ゲームもプレイしたくなってきた。

20 Jul 2024

20240720

ガーブルバンドクライ 2 週間ほど前に見始めたアニメですっかりハマってしまった。それから何周かしているが観るたびに面白い。 正直なところ、見慣れない CG アニメということもあり、1 話目の時点では全く面白さを感じなかった。 それが 3 話目ぐらいから俄然面白くなってきて、 最終話の時点で自分の中の アニメランキングの中でも歴代トップを争う高評価となった。 見慣れなかった CG もいつのまにか馴染んできたばかりか、ライブシーンでの立体的なカメラワークなど CG だからこそ成し得た演出もあると気がついた。 全話を通して、主人公のエネルギー、aka トゲトゲ、が心に突き刺さる。 行き場のないドロドロした熱量。空回り。すれ違い。 ああ、そうだ、十代の頃ってこんな感じだったよなぁ。 仁菜「ああゆう子は反撃できないようにしっかり仲間作ってから仕掛けてくるんです。 仲間使って無視して、危害加えてきて。 あたし、病院に運び込まれたのに、学校どころか家族まで "騒ぎにしない方がいい" って」 桃香「やっぱり歌った方がいいと思うぞ。今の話だけでも 5 曲は作れる」 桃香「それだけ仁菜は鬱屈して、エネルギーが、溜まってる。それは...紛れもない、ロックだ。」 仁菜「...ロック?」 桃香「誰もお前のことを知らないし、誰も待ってやしない。でも、それが面白いんだろ?」 仁菜「ァーアーアーーアーーアアアアアアアーーーーーーー!!!!!!」 桃香「仁菜はロックンロールなんだよ」 私ももともと社会不適合者で、十代後半からはずっと死にたいと考えていて、働いてからも、葬式代は稼いで貯金しておかないといけないなぁという 気持ちだけで働いていた。三十歳になったら死ねばいいから、それまでは好きなコンピュータを弄んで生きていればそれでいいやと刹那的に生きていた。 それが、いつのまにやら少なからず処世術を身につけた(身についていない)いっぱしの大人になっていたんだなあ(なっていない)。 年を重ねていくうちにいつの間にか鬱屈さをごまかして、擦り減って、エネルギーが枯渇していた。 音楽ってこんなにエネルギーを伝播させるものなんだということを初めて実感したかもしれない。 作中で展開される曲はもう全部いい曲ばかりだけど、トップ 3 を選べと言われたら(言われてない) 「視界の隅 朽ちる音」「空白とカタルシス」「名もなきなにもかも」「爆ぜて咲く」「雑踏、僕らの街」だろうか(4 つじゃねーか)。 特に「視界の隅 朽ちる音」の歌詞は響く。だらだらと年齢を重ねてしまって、このままだと死ぬまで願いは叶わないかもしれない。 自分の音を朽ちさせてはいけない。そのまえにやるだけやってみるかという気になる。 視界の隅 朽ちる音 そうやって 知らないフリで 僕ら手が汚れないように 視界の隅 崩れてゆく夢のかけら 気づかないフリして 聞こえないフリして ほら 過ぎてゆく (... snip ...) 灰になった後で ようやく気づいて 願いはいつまでも届かない 変わり続けるこの世界で 僕ら 何を浮かべようか (... snip .