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20240805
アルファ版のユーザーのペルソナ
個人開発している Web アプリのアルファ版のユーザーを探している。 コアなユーザーを 10 人、いや 3 人ほど集めたい。 以下に該当する人たちを想定している。
- 英語の非ネイティブスピーカーで継続的に学習をしている人/仕事で日常的に英語を使用している人
- 通訳者/翻訳者/研究職/外資系社員/ブリッジエンジニア/留学生/大学生/海外留学希望者/バイリンガルのライター/英英辞典を使っている学習者
具体的なペルソナとしてはこんな人たちだろうか。
私は、語学学習の中では単語力強化にとてもこだわっている。外国語能力(とくに読解力)と語彙力には
高い相関関係があることが実証されており、語彙力を伸ばせば外国語能力も飛躍的に伸びる可能性が高いといえる。
単語は理屈抜きに覚えるしかなく、日本にいながらネイティブの読解力に近づこうと思ったら
ただひたすら知らない単語をしらみつぶしに覚えていく努力をするしかない。
ロンドン大学の遠隔教育を受けたとき、課題図書に難易度の高い英単語が頻出しているのに気づき、
ネイティブの若い学生たちがこんな難解なテキストを読んでいることに度肝を抜かれた。
英検1級に合格したことで満足し、語彙力強化を怠ってしまったら、大学の指定図書さえ十分に読めないことを
思い知ったのだ。そしてこのとき私は「一生語彙力を磨き続ける」と強く心に決めた。
ネイティブ並みの語彙力をつけるには、それほどの鍛錬が欠かせないのだ。
<https://serai.jp/hobby/1060906#google_vignette>
これは、我々通訳者が作る単語帳です。お見せするのも恥ずかしいんですが(笑)。
これはビル・ゲイツさんの通訳をさせていただいたときの単語帳で、本当に恥ずかしいんですが……
こういうもの(英単語が書き込まれているExcelのシート)を毎回作ります。
私は18年間通訳の仕事をしていますが、すべての英単語を覚えるなんていうことはムリです。
ですから、毎回新しい言葉を覚えていますし、このように単語帳というものを作るんですね。
でも、それでもやっぱり完璧にはなりません。
<https://logmi.jp/business/articles/322640>
橋頭堡としてのファーストアプリ
たとえ、誰も使わなかったとしても、自分が使うから開発は継続していく。 少なくとも自分の英語力強化には役立っているという点では価値がある。
また、開発を通して得た経験値も大きい。 認証/決済といった機能やプライバシーポリシー/利用規約などの汎用性が高いパーツについては 今後の開発で共通して使用できる。結果、開発効率が向上する。 インフラ面としては AWS Organizations + IAM Identity Center の運用の道筋が見えたことや 開発/ステージング環境として fly.io へのデプロイするノウハウが得られた。
個人開発は超ニッチで勝負し、売上を目指さない
「エンジニアが開発したアプリは自己満足で自分だけが使うアプリになってしまう」類のことを 耳にすることがあるが、それでいいのではないだろうか。少なくとも、ひとり、自分というユーザーの 問題を解決できているのであれば、それだけで価値がある。そのエンジニアの感覚がよほど他者と かけ離れていない限り擦り合わせるのはそんなに難しくはないはずだ。
git もこういったアプローチのもと作られたと認識している。 振り返ってみると、こんな超難解なツールがよく流行ったものだと思うが、根本的な問題を解決しているのであれば 多少使い方やインターフェイスが独特だろうが一般化はしやすい。
個人開発のもうひとつのよいところは売上を目指さなくていいということだ。 これは、ターゲットとなるユーザーを選べる、と言えるかもしれない。 「この問題に対する私の解はこうだけど、よかったらあなたも使って」的なアプローチは OSS の基本だ。 無理に大衆に迎合したプロダクトを作ることは強みを希釈することにつながる。
最後に、売上の必需性。例えば売上が1万5,000円とか。50万円という額は僕らからするとすごく高いですよね。
良いなって思います。けれども、スタートアップからすると、50万円じゃ会社が成り立たないですよね。
ということで、じゃあ個人開発者がどうやって生きたらいいかなんですが、つまり売上がそこまで高くない、
リスクがある分野には、ライバルがまず少ないと思っています。
https://logmi.jp/tech/articles/330120
2024-08-05 11:40:24 +0900 +0900